ぴあのらま

11・24世田谷区ペット同行避難訓練 その2

世田谷区世田谷生活保険課・危機管理室災害対策課・東京都獣医師会世田谷支部が作成した

「災害時にペットを守るために」

というA4判で6ページのパンフレットが全員に配られました。
世田谷区独自のそういう指針があるわけですね。

それを元に、まずは保健所の方が説明をされました。
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順不同でしかも私の解釈になるかと思いますが、ご勘弁を。
●避難所ごとの地域中心の運営になる。保健所の職員は関与出来る余裕はない。
●原則、受け入れるペットは犬・猫などの小動物で、避難者に危険をおよばさない動物。
●ペットと飼い主は一緒にはいられない。ペットスペースは飼い主たちの自助で設置。
場所は避難所で提供するが、基本的に屋外。
山野小の場合では会場の第2グラウンドになる。
(第2グラウンドの環境については、その1・5に書いた通りです。)
●ペットを留め置くためのケージなども全て飼い主たちで準備。
(ケージを持っている、持っていないではなく、ケージを避難所まで持って行けるのか?という疑問はでないのだろうか?主催者側に。)
●ペットは登録され、番号で管理される。
●飼い主たちで自助グループを作り、飼育、運営に当たる。
●被災した動物の手当ては、東京都獣医師会所属の動物病院が救護所になる。
(各避難所に獣医、動物救護所はない)
●受け入れのペットについて、例えば犬の場合は狂犬病ワクチンをしていない場合は受け入れられない。
●動物たちのしつけなどがされていること。(無駄吠えをしない、トイレなど)
(でも、どんなにいいこでも、人間と同じでストレスでほえたりする子は当然いますよね。そういうこははねられちゃうのか?)
●避難所では、人への支援物資はあっても、ペットの支援物資はない。自前で用意。
(自前でどこで用意するのでしょう。持ってきたものがなくなったら。)

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保健所の方は真摯に熱心にはお話くださいましたが、
どうも全体像が見えてきません。
大変失礼な話かもしれませんが、今回いらっしゃったスタッフの方たちは、ペットを飼っていらっしゃるのか?もしくは過去には経験があるのか?もしくはそういうことを調査なさったのか?そして、実際に東北などに行き、災害現場や、被災動物のシェルターをご覧になったことがあるのでしょうか?
実際には訪れていなくても、そういう事柄を調べたりしていらっしゃるのでしょうか?

つまり、お話の内容が現実的には役に立たないのではないか、と感じたのです。
もうひとつ、全て「犬」のみを基準として考えているようにも見受けられました。

さて、続いて、東京都獣医師会から、「成城こばやし動物病院」の小林先生が
補足および、ご説明をしてくださいました。

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小林先生を私は失礼ながら存じ上げませんでしたが、さすがに小林先生のお話は現実的に感じました。
被災時にペットとやむなく別れてしまった時の事を考えて、マイクロチップなどの情報をきちんとしていく、という事に加えて、スマホや携帯などに、ペットの個別情報を入れておく、ということも推奨されていました。
確かに、充電の問題さえなければ、それはやっておくにこしたことはありません。

(ただ、先月私のI-phoneは、頭脳がいかれて中身をリカバリーされてしまいました。データ全てパーです。パー!!なので、それだけでは心配。やはり、紙の媒体も必要、ということで、手帳にも記入するようにしたいと思いますが。)


いずれにしても、日ごろからのしつけ、と言っても、人間でも子供でもそうですが、個体差があります。
うちも、訓練時に脱走の危険性の少ない、人や犬に対してあまり警戒心のない、かつ本人がストレスをうけにくいのではないか、ということでさくやを連れていきました。
少なくとも、最初少し鳴いたくらいで、後はずっとリュックの中でおとなしくしていましたから、「そういう風なこだといいですね」といわれました。又、最初からいたおとなしいチワワちゃんもほめられました。

しかし、そんなこばかりではないですよね。
そんな子の方がすくないかもしれない。
でも、人間のうるさいがきんちょよりは、ずっとお利口で静かな犬猫もいるんですよね。

そういえば、さくやを入れたリュック型のキャリーはやけに注目を集めていました。
非常時に逃げるさい、両手をあけることを考えたら、リュックと思うのですが。
(獣医さんの待合室で以前、ラブの飼い主さんに、リュックっていいわねえ、と言われました。ラブじゃしょえないもんね。)


ところで、その1・5のブルーシートの雨よけ付きブルーシートのペット置き場(いやな言い方ですが。我ながら)ですが、最初の説明の時に見せられました。
飼い主さんは殆ど同じ感想を抱くかと思います。

すなわち、ここではうちのこは無理だ。

お話では、今回の訓練の目的の一つに、避難所での限界を知る、ということだともお話されました。
こういう形でしかできませんよ、という。
なので、なるべく自分の住居で避難所には頼らないように、ということなのですね。

重複になるかと思いますが、それはわかります。
でも、きちんと飼育している、家族同様にしているペットがいるうちでは、当然そんなことは考えている。すなわち、災害がきたときに出来る最低限のことは準備しているので、出来れば、飼い主のほうだって避難所には行きたくないわけです。

だから、どうしてもいなければいけないとき、
火災が起きて、家が焼けた時、これが一番世田谷区では現実的な災害でしょう。
又、多摩川から近く、仙川、野川などの多摩川の支流がある地域では浸水も考えられます。
確かハザードマップでは、津波の被害はなさそうでしたが、こればっかりはわかりません。
福島のように、原発が破壊され、放射能のために避難、ということだって、ないわけではありません。
東京はどこの原発からもそれなりに近いのですから、考えない方が非現実的だと思います。
他にも危険は沢山あるはず。
そういった危険のために、


「どうしても避難所に行かなくてはいけないとき」


を想定して、同行避難訓練を考えていただきたいものです。
現実に起きたら、機能するところが少ない、というのを前提にしすぎてやしませんか?

いくつものシュミレーションがあるはず。
ここが機能してなくても、あそこは機能しているかもしれない。
それこそ、5日たったら、自衛隊が入るかも、各国の支援隊がくるかも、他地域の民間ボランティアが集まるかも。
少ない準備期間と少ない実地日、実地時間、少ない予算、色々問題点はあるのだと思いますが、まだ第2回です。ぜひとも前向きに、進化させていってほしいと思います。

小林先生は、世田谷区の動物関係の防災は、都内で一番遅れている、とおっしゃいました。
そんな中、この日の会場の山野小学校、避難所運営委員会はとても熱心なのだそうです。
ありがたいことです。
私も出来る限り、意見などを発信していきたいと思っています。



そのうえで、結論としては、現状でのままでのペット同行避難所ならば、雨風が自宅でしのげる限り、うちは避難所には行きません。
元々3にゃんを連れてはいけない、と思っていました。

まがりなりにも、少しは311の被災動物ボランティアをしていた経験から、
絶対ペットの手を離さない、と決めています。
自分が飢えても、何かはペットに食べさせます。まだ人間のモノの方が手に入りやすいでしょうから。



色々書きましたが、お忙しい中、ここまで地域や他のご意見をまとめて、訓練を実地に導かれたのは大変なご苦労があったことと思います。本当にありがたいことです。

でも、だからこそ、世田谷区として誇れるような、いつまでも都内で一番遅れている、と言われたままにならないでほしいと思います。

又、何か書き忘れた事を思いついたら書いてみようと思います。
長々と失礼いたしました。









ところで、その世田谷区作成のパンフを配られた時のことなんですが。

おや、とその時に思ったのが、環境省が作成した、「ペットと一緒にいたいから」というパンフがあるはずなのに、配らないの?と。環境省のHPからはダウンロードが可能ですが、プリンターのちょうしがずっと悪く、出来れば小冊子タイプをもらえるのではないかと、半ば期待していたのですが・・・、残念ながらいただけるパンフなどの中には見当たりませんでした。

訓練(講演)後、保健所の方に伺ってみたら、保健所にも数冊しか来なくて、配布できないのだということでした。

意味ねーじゃん。
(保健所の方たちはもちろん、環境省のHPをご覧になっていると思いますが。「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」という資料などは、130ページはある、非常に詳しいものです。長いので、私もまだきちんと読んでいませんが、よくまとめられているように思えました。)

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わたしはおかーさんに「菊理」(くくり)という名前をもらったの。
出身は福島県よ。
最初、パムと言う名前で呼ばれていたんだけど、おかーさんは、私の前のおかーさんがつけた名前だと思って、大事にしたいと思ったんですって。そうしたら、私はたぶん、外で飼われていて、名前がついていなかったと。パムって名前はボランティアさんがつけてくれた名前だったと。
それで、名前を変えたんですって。
変なの。私は私なんだけど。

ま、いいかー。
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by 911pianorama | 2013-12-02 02:53 | 被災動物
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