11,24せたがや区ペット同行避難訓練 その1・5・5
先に意見を書いていたら長くなってしまって、訓練れぽにいきつかなくなってしまいましたあ・・・。
さて、この同行訓練ですが、 私は下調べなどあまり出来なかったので知らなかったのですが、 結局訓練とは言っても、概要の説明などのお話だけでした。 後は、その問題の「ブルーシート」を使用した様子を見てイメージをつかんでもらう、ということでした。 前項でも触れましたが、会場は第2グラウンドで、本会場からはまったく離れています。 どのように離れているかというと、本会場の方からは全く見えません。 ペットの関心のない方は、第2グラウンドで何をしているのか、わからないかもしれません。 たかが「訓練」、されど「訓練」 実際の避難時には、最初から第2グラウンドへペットと飼い主は行くのでしょうか? 飼い主も、避難所での登録など必要でしょう。 「人間が先」ですから、まずペット連れだろうがなんだろうが、きっとどこかに誘導されてそこで待機になるでしょう。その時、「世田谷区の保健所の職員が必ずしも避難所近くに住んでいる、仕事をしているわけではないから、いない」わけですよね。 だから、ペットを連れた飼い主の面倒は見れないから自前でみてね、というわけです。 はい、わかります。自前でみますよ。 じゃあ?避難所のメインで「近所には住んでないかもしれないけれど、リーダーシップをとるためにやってきた避難所の担当?」は、そのあたりの事はきちんと把握しているのでしょうか。 動物を連れて、本校舎の方には入れないということで、最初からさくやを人に預けることは考えていない私たちは、そちらを見学していないので、指揮系統に関しての認識が間違っていたらすみません。先に謝って置きますね。 もちろん、地元自治会の方、避難所運営委員会の方たちは、災害時に何をおいても避難所に駆けつけるのですよね?そういう方たちが実際の避難所をまわすことになるかと思います。 その場合、その方たちが把握していなければ、その方たちの裁量ひとつで、天国にも地獄にもなります。 想像されるのはこうです。 「ペットと一緒だと、ここには入れないよ!先にペットの方を預けてきて!」と言われて、ペットを預けるところを探しに行きます。当然ながら何もありません。どこに置くの?どこに預けるの?心配で離れられない。 家族なり知り合いがいれば、場合によってはいったんひとりが手続きなり登録なりをしておいて、一人が外でついていることは可能でしょう。 まあたらいまわしになることは間違いないのではないでしょうか? その挙句に、こんなときに「犬や猫のことなんて」かまってられないよ!何言ってるんだ!」とそしられる。 たまりませんな。 よくて、一時的にペット連れがまとめたスペースに留め置かれる。それから、2グラに移動。 悪い想像ばかりしていても仕方ないのですが、つまり、同行避難訓練を今回はまだ最初だから仕方ないとしても、一般避難者と一緒にしないと、本番の時に(本番がなければ一番いいですが)一般避難者にもペットがこの避難所にはいるのだ、という認識ができないと思うわけです。 ペット同伴での避難では、一番にペット持ちの飼い主と、一般の避難者との相互理解が必要になるからです。 その間をとりもつであろう役割は、本来は行政の方がいてくれて初めて公平感が出てくると思うのですが・・・。 この辺はいかがなものか。 その1・5で申し上げたように、悲観的な内容しか見えてこない。 災害がいったん落ち着いた時に、次はどうするか?と言う時に、飼い主だけの自助メンバーだけでは決めたことの行使は難しいでしょう。 そのあたりが今回の訓練ではまったく見えてこないのです。
by 911pianorama
| 2013-12-02 01:03
| 被災動物
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